産経抄

10月14日

高級な寿司ネタのひとつウニの最大の消費国は、当然のことながら日本である。縄文時代から食べていたようだ。青森市の三内丸山遺跡でも、ウニの殻の破片が見つかっている。ただウニには沿岸漁場の海藻を食べつくし、「磯焼け」を引き起こす厄介者の側面もある。

 ▼神奈川県の水産技術センターで、駆除されたムラサキウニに三浦半島名産のキャベツを試しに与えてみると、旺盛な食欲を示し味も格段によくなった。県ではすでに「キャベツウニ」として商標登録をすませている。廃棄された野菜が使えるから、一石二鳥である。

 ▼なんとかこちらにも、解決策が見つからないものか。北海道の太平洋沿岸で、赤潮によりエゾバフンウニや秋サケが大量死している問題である。漁場によっては、9割近くのウニに被害が及んでいる。ウニは成長して出荷するまで4年近くもかかるため、漁業者に与える打撃はとりわけ大きい。

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