長女監禁死 両親に懲役13年確定へ - 産経ニュース

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長女監禁死 両親に懲役13年確定へ

最高裁判所=東京都千代田区
最高裁判所=東京都千代田区

最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は、大阪府寝屋川市の自宅のプレハブ部屋に精神疾患のある長女=当時(33)=を約10年間監禁、放置し死亡させたとして保護責任者遺棄致死と監禁の罪に問われた父親、柿元泰孝被告(59)と母親、由加里被告(56)の上告を棄却する決定をした。12日付。懲役13年とした1、2審判決が確定する。

判決によると、両被告は平成19年ごろから長女を小部屋に監禁し十分な食事を与えず、29年12月、低栄養の状態で凍死させた。

小部屋での生活が監禁に当たるかが主な争点だった。弁護側は、長女が自閉症や統合失調症を患っており「狭い部屋が好きな本人の希望に沿った行為」として無罪を主張していた。

1審大阪地裁は、死亡時の長女が身長145センチに対し体重19キロと極度に痩せていた上、衰弱を認識しながら室温を低く設定していたとして「人間としての尊厳を否定した非人道的な行為」と批判、主張を退けた。大阪高裁も支持した。