駅で63万円窃盗認定 元運輸助役に逆転有罪 - 産経ニュース

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駅で63万円窃盗認定 元運輸助役に逆転有罪

大阪地・高裁=大阪市北区
大阪地・高裁=大阪市北区

神戸市中心部と神戸空港を結ぶポートライナーの駅で平成31年4月、券売機から現金約63万円を盗んだとして窃盗罪に問われた神戸新交通の元運輸助役、松田浩之被告(61)の控訴審判決で、大阪高裁は13日、無罪とした1審神戸地裁判決を破棄し懲役2年6月、執行猶予3年を言い渡した。判決後、取材に応じた被告は「やっていないのに主張が認められなかったのは残念」と話した。

判決によると、神戸空港駅で31年4月、券売機や精算機の売上金計約63万円が不足する問題が発生。この前後に勤務をしていた被告が盗んだとして起訴された。

村山浩昭裁判長は、防犯カメラの死角になる位置で被告が券売機内の金庫を開ける不審な動きをしていたと指摘し「犯人であることが積極的に推認できる」と判断。第三者が盗んだ可能性が残るとした1審判決の認定を「著しく不合理で誤っている」と否定した。

一方で被告は懲戒解雇となり、退職金を受け取れなくなったことで社会的制裁を受けたとして執行猶予を付けた。

■1審は無罪判決