石巻3人殺傷、再審認めず 最高裁、死刑確定の元少年

最高裁判所=東京都千代田区(鴨川一也撮影)
最高裁判所=東京都千代田区(鴨川一也撮影)

宮城県石巻市で平成22年に起きた3人殺傷事件で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した元少年の千葉祐太郎死刑囚(30)の再審請求で、最高裁第3小法廷(渡辺恵理子裁判長)は死刑囚の特別抗告を棄却する決定をした。11日付。再審開始を認めなかった仙台地裁、仙台高裁の判断が確定した。裁判官5人全員一致の結論。

事件当時、千葉死刑囚は18歳。22年11月の1審仙台地裁判決は、裁判員裁判の少年事件で初めて死刑を言い渡した。2審も支持し、28年6月に最高裁が上告を棄却した。

弁護団は29年12月に再審請求し、計画性がなかったとして死刑回避を訴えたが、地裁が棄却、高裁も昨年11月に即時抗告を棄却した。