男性変死、通報の知人逮捕 傷害疑い 殺人容疑も視野 大阪府警 - 産経ニュース

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男性変死、通報の知人逮捕 傷害疑い 殺人容疑も視野 大阪府警

大阪府警本部=大阪市中央区
大阪府警本部=大阪市中央区

大阪市中央区の集合住宅一室で10月、住人のIT関連会社社長、八ツ田(やつだ)和夫さん(67)とみられる男性が殺害された事件で、大阪府警捜査1課と東署は13日、八ツ田さんに暴行してけがをさせたとして、傷害容疑で、韓国籍で知人の自称会社役員、金歓喜容疑者(65)=住所不詳=を逮捕した。「全て黙秘します」と話している。金容疑者は、八ツ田さんの遺体発見者で、府警は金容疑者が八ツ田さんの死亡にも関与したとみており、殺人容疑も視野に調べる。

逮捕容疑は今年4月と5月、大阪市中央区北久宝寺町のビル4階にある会社内で、顔面を数回殴打するなどし、口の中や唇を切るけがをさせたとしている。

府警によると、金容疑者は八ツ田さんと40年来の知人。金容疑者が役員の会社は八ツ田さんの会社とフロアを共同使用しており、現場に出入りしていた。金容疑者は数年前から仕事でミスがあったときなど、日常的に八ツ田さんに暴力をふるっていたとみられる。

八ツ田さんは今月2日午前、大阪市中央区北久宝寺町の集合住宅の自宅兼事務所で、ベッドで死亡しているのが見つかった。八ツ田さんと連絡が取れないとして、金容疑者が部屋を訪れた際に、遺体を発見して119番していた。司法解剖の結果、八ツ田さんの頭部には、鈍器で殴られたような傷が約10カ所あり、全身に打撲痕が見つかった。

八ツ田さんには持病があり、9月27日に体調不良を周囲に訴えて帰宅。金容疑者は30日に八ツ田さんを見舞っていたという。府警は金容疑者による日常的な暴行がエスカレートした可能性もあるとみて、当時の詳しい状況を調べる。