北朝鮮に対話復帰訴え 米韓高官、非核化向け

米国のサリバン大統領補佐官(ロイター)
米国のサリバン大統領補佐官(ロイター)

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は12日、韓国大統領府の徐薫国家安保室長とワシントンで会談した。ホワイトハウスによると、両氏は朝鮮半島の完全な非核化に向けて真剣かつ持続的な外交に応じるよう北朝鮮に促した。韓国の聯合ニュースによると、両氏は北朝鮮を対話のテーブルに戻すために協力する考えで一致した。

ホワイトハウスによると、サリバン氏は北朝鮮に対し、地域の緊張を激化させるような行動を慎む必要性があると強調。南北間の対話と協力を米国は支持すると表明した。両氏は先端技術、安全で信頼できる高速大容量の第5世代(5G)移動通信システム、強靱なサプライチェーン(供給網)、国際公衆衛生などで米韓協力を深化させることで一致した。(共同)

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