北海道美瑛町でモーターグライダーが墜落し2人が死亡した事故で、離陸から1分後に機体がきりもみ状態となり、落下したとみられることが13日、道警への取材で分かった。
目撃者の証言などから離陸直後にエンジンが停止した可能性があり、運輸安全委員会は同日、航空事故調査官2人を現地に派遣。調査官はグライダーが離陸した滑空場の関係者から話を聞き、機体の破損状況を確認した。
道警によると、事故は12日午前9時40分ごろ発生。東京都八王子市北野町、無職渡辺正樹さん(69)と神戸市東灘区住吉山手、会社役員山田広司さん(68)が死亡した。国土交通省によると、目撃者の証言などから離陸直後にエンジンが停止した可能性がある。