「最初から過失認めていれば…」 松永さんがコメント 池袋暴走事故

東京・池袋の乗用車暴走事故で被告への実刑判決が確定し、記者会見する松永拓也さん(右)と、真菜さんの父上原義教さん=9月、東京・霞が関の司法記者クラブ
東京・池袋の乗用車暴走事故で被告への実刑判決が確定し、記者会見する松永拓也さん(右)と、真菜さんの父上原義教さん=9月、東京・霞が関の司法記者クラブ

東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子2人が死亡した事故で、旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三元被告(90)=禁錮5年の判決が確定=が東京拘置所に収容されたことなどを受け、遺族の松永拓也さん(35)がコメントを出した。全文は以下の通り。

本日、加害者が収監されたとの報道がありました。今回のマスコミ向けの彼のコメントでは、過失を認めたようですが、「最初からこの言葉があれば」と、どうしても思ってしまいます。これから真の意味で償える日が来るかどうかは彼次第だと思います。

ただ、彼が収監されても、世の中から交通事故が無くなる訳ではありません。私は真菜と莉子の命を無駄にしたくありません。皆様にも忘れないで欲しいです。そして、未来の命が守られることを心から願っています。

なお、数社より、彼からの謝罪の有無に関しての問い合わせを受けました。今回の彼のコメントに謝罪の事が書かれてはいますが、そこには、公になっていない部分もあります。そのため誠実さを感じることはできませんでした。

一方的に手紙を送ってきたこともありましたが、その内容は事務的なもので、民事裁判の席であれば謝罪するが、そうでない限り、謝罪をしたくないご意志のようでした。

彼の刑事判決後の言動によって受けたショックと疲弊が大きいため、今回はコメントのみの発表とさせていただきたいと思います。ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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