立民公認、直前まで混乱 214人発表も内紛・失言 - 産経ニュース

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立民公認、直前まで混乱 214人発表も内紛・失言

記者団の取材に応じる立憲民主党の枝野代表=11日午後、国会
記者団の取材に応じる立憲民主党の枝野代表=11日午後、国会

立憲民主党は次期衆院選(19日公示、31日投開票)に向け、選挙区から出馬する公認候補214人を12日に決定する間際まで、内紛や立候補予定者の不祥事が相次いだ。政治決戦前に〝ごたごた〟が露呈した。

党岩手県連代表の小沢一郎衆院議員は12日午前、枝野幸男代表と国会内で面会。岩手1区で党執行部が公認を内定していた現職の階猛氏ではなく、県連が擁立した新人の公認を要求した。小沢氏が枝野氏に渡した文書では党執行部の判断を「とても承服できない」と批判した。岩手県連は階氏相手に政治資金をめぐる民事訴訟を抱えている。

党執行部はその後、階氏の公認を予定通り決定。小沢氏の反発は必至で、党幹部は旧民主党政権を念頭に「また内紛かと(世間に)思われる」と嘆いた。

現職の生方幸夫氏の千葉6区の公認は見送った。生方氏は北朝鮮による拉致被害者について「生きている人はいない」などと発言。11日、拉致被害者家族会などの抗議を受け、枝野氏も「私も激怒している」と述べていた。福山哲郎幹事長は生方氏に対し、今後の追加公認も含めて難しいとの考えを伝えた。

公認が内定していた愛媛4区の新人の杉山啓氏も見送った。杉山氏は過去のツイッターで女性に関する不適切な投稿を連発していたことが発覚し、11日に自ら辞退を申し出た。別の候補者探しは間に合わず、不戦敗となる方向だ。

公認が決まった候補者の中にも、過去のツイートがSNS(会員制交流サイト)上で批判されている人がおり、党内で不安視する声がある。(田中一世)

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