患者3人の死「確信せず」 被告人質問で元看護師

横浜地裁
横浜地裁

横浜市の旧大口病院(現横浜はじめ病院・休診中)で平成28年、入院患者3人の点滴に消毒液を入れて殺害したとして、殺人罪などに問われた元看護師、久保木愛弓被告(34)の裁判員裁判第6回公判が12日、横浜地裁(家令和典裁判長)であり、検察側の被告人質問が行われた。被告は消毒液を混入すれば患者3人が亡くなると確信していたか問われ、否定した。

11日の弁護側質問では、患者の容体が急変した時に家族に説明するのが「不安でたまりませんでした」と供述。点滴に消毒液を混入した患者が亡くなった時の心境について「ほっとしたという気持ちが大きかった」と振り返った。

起訴状によると、28年9月、入院患者の興津朝江さん=当時(78)、西川惣蔵さん=同(88)、八巻信雄さん=同(88)=の点滴に消毒液「ヂアミトール」を混入し、殺害。殺害目的で点滴袋5個に消毒液を入れたとされる。

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