きれいのワンポイント

簡単ケアで指先を潤わせて

秋から冬にかけては肌が乾燥しやすい季節。それは指先も同じです。スマートフォンを使うときなど、指先は目に留まりやすいからこそ、潤いのある滑らかな状態をキープしたいですね。家事による手の乾燥に加え、秋冬の乾いた空気により、この時期、特に気になるのが爪の周りのささくれや、二枚爪です。

一方で、指先のお手入れをしたいと思っても、特別なケアは難しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで、忙しい方でも続けやすい、いつもの生活に簡単にプラスできるケアをご提案します。

指先のケアは、入浴や洗顔の後など、皮膚や爪が水分を吸収して柔らかくなるタイミングがおすすめです。

まず、爪の周りのささくれをケアする方法を、2つご提案します。1つ目は、スキンケアで使った化粧水や乳液を指先になじませる方法です。朝晩2回、潤いを与えるだけでも、指先が滑らかになると思います。

2つ目は、ハンドクリームやネイルオイルで潤いを与えることです。特に硬くなりがちな爪の周りは、親指でクルクルと優しくマッサージするようになじませましょう。

先に化粧水をつけておくと、オイルなどのなじみもよくなります。ハンドクリームやネイルオイルをお持ちでない場合は、ボディー用のクリームなどで代用できます。お好みの香りで、美容の時間を楽しんでみるのもいいですね。

二枚爪を防ぐことも大切です。乾燥した爪を爪切りで切ると、衝撃を与え、二枚爪の原因になることも。爪を短くするには、ネイルファイル(爪やすり)を使うのがおすすめです。

ネイルファイルは、爪に当てたら往復させず、一方向に向かって動かすようにしましょう。

とはいえ、長い爪をネイルファイルで短くするのは大変ですね。爪切りである程度の長さまで短くした後、最後にネイルファイルで仕上げると二枚爪の予防になります。

私は爪が伸びすぎないように、ポーチやデスク周りなどにネイルファイルを置いておいて、気づいたときにさっと整えるようにしています。

潤いのある指先が目に留まると、仕事や家事をしていても気分も上がりますよね。生活スタイルに合わせ、タイミングを決めてネイルファイルやハンドクリームなどを使うことを習慣にすると、潤いのある滑らかな指先をキープできますよ。いずれも短時間でできるケアなので、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

近藤尚子(こんどう・しょうこ) 百貨店などで店頭に立つビューティーコンサルタントの中から選抜され、高度な専門教育を受けた資生堂ビューティースペシャリスト。メークやスキンケアにとどまらず、健康やマナーについても幅広い知識を持つ。