池袋暴走事故の飯塚元院長が東京地検に出頭 収監手続き始まる

東京地裁に入る飯塚幸三元被告=9月、東京都千代田区(桐山弘太撮影)
東京地裁に入る飯塚幸三元被告=9月、東京都千代田区(桐山弘太撮影)

東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子2人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われ禁錮5年の実刑が確定した旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三元被告(90)の収監手続きが12日、始まった。同日、東京地検に出頭した。

東京地裁の判決は今年9月2日に言い渡され、飯塚元被告側、検察側の双方が控訴しなかったため、同17日に確定した。懲役刑や禁錮刑の判決が確定すると、通常は拘置所に一時収容され、健康状態などを確認した後、刑務所に収容される。

関係者によると、飯塚元被告は判決後、周囲に「裁判所の決定に従って収監を受け入れ、罪を償いたい」「遺族に対しては本当に申し訳ない」などと話していた。