大阪市水道局の競馬賭博問題 13人の関与認定、仮想馬主で賭け

大阪市役所
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大阪市は12日、市水道局の職員ら13人が競馬に関連する賭博行為をしていたと発表した。期間は最長で平成13年以降の20年間に及んでいた。うち5人については大阪府警が7月、常習賭博容疑で書類送検。市は捜査結果を踏まえ、退職者を除く現役職員12人を処分する。

市水道局によると、賭博行為をしていたのは、柴島(くにじま)浄水場(同市東淀川区)などに勤める45~58歳の技能職員12人と、元職員1人。実在する競走馬の仮想の馬主になり、その競走馬が実際のレースで獲得した賞金に応じてポイントを得る「ペーパーオーナーゲーム」(POG)で金銭を賭けていた。

掛け金はレースの格付けに応じ、千~1万円に設定。1着になると、他の参加者が支払った掛け金を受け取る仕組みで、POG周期の1年7カ月間で最高約60万円を得た職員もいた。

勤務時間中の賭博行為は確認されていないという。匿名の投書があり今年2月に発覚。市は7月から職員ら約1300人を対象に調査していた。