サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選は12日、各地で第4戦が行われ、B組の日本は埼玉スタジアムでオーストラリアに2―1で競り勝った。2勝2敗で勝ち点を6に伸ばし、3勝1敗となったオーストラリアとの差を3に縮めた。自動的に本大会出場権を得られる2位以内へ望みをつなげる勝利となった。
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前半、先制のゴールを決める田中碧=埼玉スタジアム(蔵賢斗撮影)
7大会連続のW杯出場を狙う日本は前半に田中(デュッセルドルフ)の代表初ゴールで先制。後半に直接FKで追い付かれたが、浅野(ボーフム)のシュートから勝ち越し点が生まれた。ボールは相手GKに手で弾かれたが、右ポストで跳ね返り、DFに当たってゴールに吸い込まれた。
最終予選は12チームが2組に分かれてホームアンドアウェー方式で争われ、各組の3位同士の勝者は大陸間プレーオフに回る。