中国大雨、175万人被災 山西、石炭生産にも影響 - 産経ニュース

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中国大雨、175万人被災 山西、石炭生産にも影響

洪水で被害を受けた線路=8日、中国山西省(新華社=共同)
洪水で被害を受けた線路=8日、中国山西省(新華社=共同)

中国山西省で今月に入り大雨が続き、洪水や土砂崩れが相次いで発生した。同省によると12日までに約175万人が被災し、15人が死亡、3人が行方不明となった。同省は発電燃料となる石炭の主要生産地だが、多数の炭鉱が一時操業停止。全国で電力不足が深刻化する中、政府は生産再開に躍起だ。

大雨の影響で市内が冠水し、排水作業をする住民ら=11日、中国山西省(CNS=共同)
大雨の影響で市内が冠水し、排水作業をする住民ら=11日、中国山西省(CNS=共同)

国営中央テレビによると、山西省は12日、約12万人が避難し、家屋1万9500戸が倒壊したと発表した。大雨による経済損失は50億2900万元(約882億円)に上った。各地で強い雨が降り続け、多数の堤防が決壊した。

中国では最近電力不足が問題となっている。山西省は9月下旬に河北や山東、江蘇の各省や天津市などに石炭を供給する契約を結んだばかり。共産党機関紙、人民日報系ニュースサイトによると山西省幹部は12日の記者会見で、大雨で炭鉱60カ所が操業停止したが、56カ所が既に生産を再開したと説明した。(共同)