衆院議員として38年間を過ごし、うち6年半は議長として、いささか青臭いことを申しながらも、公正公平な立場をとることに専念してきました。
この6年半の議長経験というものが、私の体の中に染み渡ってきています。次の衆院選を迎えるにあたり、議長職を離れたうえで普通の議員として当選したならば、郷土の方々にどういう責務を負うべきか。心の中で自問自答してきました。
この間、元号が平成から令和に変わりました。新型コロナウイルスとの激しい戦いは続いていますが、その中でも国際社会のグローバリズムは一層進展していく。ICT(情報通信技術)の革新が急速に進み、国民の意識も大きく変化しています。