宿泊施設の「軽症病院化」 大阪で9施設運用へ - 産経ニュース

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宿泊施設の「軽症病院化」 大阪で9施設運用へ

大阪府の吉村洋文知事=大阪府庁
大阪府の吉村洋文知事=大阪府庁

大阪府は12日、新型コロナウイルス感染症の「第6波」に備え、診療所を併設するなどして初期治療ができる「診療型宿泊療養施設」の整備事業者を公募したところ、5事業者から9施設の提案があったと発表した。府は事業者との協議や契約手続きを進め、今月下旬から順次開設したい考え。

吉村洋文知事は記者団に「ホテルを軽症病床にするのは大変なことで、提案はありがたい。9施設が『軽症病院化』に向けて機能を高めることができる。他の施設にも増やしたい」と語った。

9施設のうち、4施設は医師の待機スペースを設ける「診療所型」で、検査機器などを配備し、健康相談に対応する。ほかの5施設は、診察用に改装した客室などで外部の医師が往診する「診察室型」。

施設では、重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」や解熱剤の投与など早期治療を行い、夜間はオンライン診療を併用する。抗体カクテル療法の対象者が優先的に入所できるよう保健所と今後調整する方針だ。

府によると、12日時点で運用している宿泊療養施設は15施設計4108室で、運用部屋数に占める入所者(290人)の割合は7・1%。