気分と手を上げ交通安全 京都府警

ネイルケアを受ける高齢者=京都市下京区
ネイルケアを受ける高齢者=京都市下京区

信号機のない横断歩道で事故にあう人の半数を高齢者が占める中、京都府警下京署は9日、京都市総合教育センター(下京区)で高齢者を対象にした交通安全講座を開催した。4月には、警察庁の教則改正で、約45年ぶりに手を上げて横断歩道を渡るとの交通ルールが復活。講座では、高齢者にネイルケアを行い、マニキュアを塗った手を上げて横断歩道を渡るよう呼びかけた。

昨年の府内の横断歩道での事故は196件。信号機のない横断歩道での事故は52件で、そのうち24件で高齢者が被害にあった。

この日は、福祉ネイルケアのボランティア団体「ガンチー」が、近くに住む約10人の男女の爪に青や紫といった色鮮やかなマニキュアを塗っていった。ネイルケアは気分向上だけでなく、爪をけがから守る効果もあるという。

淡いピンクに塗った岡本眞理子さん(79)は「華やかで心がウキウキする。キラキラした爪が車のライトに反射して安全に横断歩道を渡れるかも」と話していた。(鈴木文也)