万博機運、裾野広がる 説明会に430人参加 - 産経ニュース

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万博機運、裾野広がる 説明会に430人参加

万博の会場として予定されている夢洲(ゆめしま)=1月、大阪市此花区(本社ヘリから、永田直也撮影)
万博の会場として予定されている夢洲(ゆめしま)=1月、大阪市此花区(本社ヘリから、永田直也撮影)

2025年大阪・関西万博の運営主体「日本国際博覧会協会」は12日、大阪商工会議所など地元関西の経済団体の会員企業向けにオンライン説明会を開いた。13日には万博開幕まで3年半前となるタイミングを迎え、説明会には中小企業関係者など430人が参加し、関心への裾野が広がってきた。

説明会には大商だけでなく、神戸、京都の商工会議所や関西経済連合会、関西経済同友会の計5団体の会員企業が参加した。8月に開かれた説明会は全国の企業が参加していたが、今回は中小企業を含む地元関西企業に積極的な参加を促す位置づけとして開かれた。

この日、博覧会協会の前田泰宏副事務総長は「空飛ぶ車」や、会場外からアバターを使って参加する「バーチャル万博」など、会場で行われる先端技術の社会実験について説明。会場内に設けられるパビリオンの配置などについても解説した。「見る万博ではなく、参加する万博になるようにしたい」と述べ、地元企業の参加に期待を示した。

質疑応答では水素や再生可能エネルギーなどの次世代エネルギーによる「グリーン万博」などの社会実験をどのように進めるかのほか、事業者の公募はどうなるのかなどの質問が寄せられた。

会場内で予定されている展示会やイベントに参加する際の費用、会場建設工事の流れについても問い合わせがあった。大手企業のようにパビリオン出展はできなくても、自社をアピールする場にしたい考えがありそうだ。

万博は令和7年4月13日~10月13日に開かれる。来場予定者数は約2820万人が見込まれている。政府は150カ国、25国際機関のパビリオン出展を目指しており、誘致へのアピールが続けられている。(岡本祐大)