オーストリア外相が新首相に就任 - 産経ニュース

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オーストリア外相が新首相に就任

アレクサンダー・シャレンベルク新首相(ロイター=共同)
アレクサンダー・シャレンベルク新首相(ロイター=共同)

オーストリアのクルツ首相(35)は、公金の不正支出疑惑に絡み捜査対象となったことを検察当局が発表したことを受けて辞任し、アレクサンダー・シャレンベルク外相(52)が11日、新首相に就任した。

クルツ氏は世界最年少で首相に就任し、欧州政界で若手政治家のホープとして注目されていたが、今回のスキャンダルは打撃。クルツ氏は国民党の党首にとどまり、緑の党との連立政権は維持される。

シャレンベルク氏は、クルツ氏との関係が近く、クルツ氏の影響力が強いのは確実。野党側には反発の声がある。

地元メディアなどによると、クルツ氏をめぐる疑惑で、首相府と財務省などが捜索を受けた。2016年~18年に、クルツ氏のために改ざんされた世論調査がオーストリアの新聞に掲載され、財務省の資金が報道機関側に支払われた疑いがあるという。

クルツ氏は9日に辞意を表明した際、後任としてシャレンベルク氏をファンデアベレン大統領に提案したことを明らかにしていた。(共同)