サッカー日本代表、12日に豪州戦 カギは得点力 求められる攻守の連動 - 産経ニュース

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サッカー日本代表、12日に豪州戦 カギは得点力 求められる攻守の連動

ボール回しする(奥左から)吉田麻也、大迫勇也ら=埼玉スタジアム(撮影・蔵賢斗)
ボール回しする(奥左から)吉田麻也、大迫勇也ら=埼玉スタジアム(撮影・蔵賢斗)

サッカー日本代表は12日午後7時10分から、埼玉スタジアムでの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選B組第4戦でオーストラリア代表と対戦する。日本は1勝2敗の勝ち点3で3位と出遅れた。3連勝で勝ち点9の首位オーストラリアに勝てなければ、自動で出場権を得る2位以内が極めて厳しくなる。

日が傾いた埼玉スタジアムに響く日本の選手たちの声には張りがあった。「下を向くのが一番よくない。勝利をつかむ強い気持ちでやっていきたい」と強調していた35歳の長友(FC東京)は率先して声を出し続けた。大一番へ向け全員が懸命に前を向いていた。

自動的にW杯出場権を得られる組2位以内を狙うには勝利が必須。敗れればプレーオフに回る3位を目指すことが現実的になる。オンラインで記者会見した森保監督は「厳しい試合の連続と覚悟していた。勝利を目指すことだけを考えて臨む」と必勝を宣言した。

勝利にはゴールが必要になる。0-1で敗れた7日のサウジアラビア戦では、中盤で相手ボールを奪って素早く攻撃を仕掛けていくシーンは数えるほど。中盤でボールを失い逆襲を受ける場面もあった。主将の吉田は、選手同士の「距離感の悪さ」を挙げた。

選手同士が互いの動きを注視しながら相手を追い込み、積極的にボールを奪って起点を作りたい。そのうえで、パスを回して引き出した相手DF裏のスペースを突く動きや、出場停止から復帰する伊東(ゲンク)のサイドからのクロスや突破などで敵を崩したい。

吉田は選手同士や森保監督との会話を増やし、限られた時間の中で立て直しへの道筋を探ってきた。得点を求められる攻撃陣、3試合7ゴールと得点力がある相手と向き合う守備陣が90分間「同じ絵」を描いて連動し、勝利をつかめるか。真価が問われる。(川峯千尋)