自民党は11日、選挙対策本部会議(本部長・岸田文雄首相)を開き、次期衆院選(19日公示、31日投開票)の1次公認候補として295人(選挙区271人、比例代表24人)を発表した。選挙区は現職233人、元職5人、新人33人で、比例代表は現職12人、新人12人。選挙区に立候補する公明党の公認候補9人の推薦も決めた。
新潟2区は細田健一経済産業副大臣が選挙区候補となり、前回衆院選で同区から当選した鷲尾英一郎衆院議員は比例代表に回る。高知2区は新人の尾崎正直前高知県知事が選挙区、前回同区から出馬した山本有二元農林水産相は比例となった。調整が難航する北海道7区や山口3区など6選挙区は公認を先送りした。
自民は岸田首相就任後、初となる選挙ポスターも発表。キャッチコピーは「新しい時代を皆さんと ともに。」。約30万枚を作り、今週末から全国に掲示する。