6球団が高校生1位 コロナ禍2年目、判断分かれたドラフト - 産経ニュース

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6球団が高校生1位 コロナ禍2年目、判断分かれたドラフト

昨年のドラフト会議は1位入札で近大の佐藤輝明(阪神)と早大の早川隆久(楽天)に4球団ずつが競合し、即戦力重視の傾向が強かった。しかし、11日行われた今年の会議では最初の1位入札で大学生と高校生が6球団ずつとなり、即戦力か将来性か球団によって判断が分かれた。

コロナ禍で昨年は甲子園大会が春夏とも中止となり、スカウト陣が高校生の力量を測るのが難しかった。今年はともに開催され、市和歌山高の小園健太や奈良・天理高の達孝太、秋田・ノースアジア大明桜高の風間球打ら大舞台のマウンドを経験した投手たちも〝ドラ1〟の栄誉をつかんだ。

今年は前日までに1位指名選手を公言したのがソフトバンクと西武の2球団にとどまった。例年に比べ、2位や3位で指名される選手の層が薄かったため、各球団とも競合のリスクを避けようと、直前まで駆け引きが続いた印象が強い。

そのような中、西日本工大の隅田知一郎投手には4球団が競合。抽選に外れた球団は2回目の入札でもいずれも大学生投手を指名し、即戦力を重視する球団はその方針を貫いた。選手の進路選択を考慮して昨年より2週間早い開催となった影響もあって選手の見極めは難しかったが、それだけにスカウトの力量が問われるドラフトになった。 (丸山和郎)