地震被害の新交通が再開 日暮里・舎人ライナー

運行が再開された「日暮里・舎人ライナー」から降車する乗客=11日午前、東京都荒川区の日暮里駅
運行が再開された「日暮里・舎人ライナー」から降車する乗客=11日午前、東京都荒川区の日暮里駅

首都圏で最大震度5強を観測した7日の地震で脱線し、全面運休していた新交通システム「日暮里・舎人ライナー」は11日、始発から全線で運行を再開した。

東京都交通局によると、脱線した車両以外にも複数の車両に損傷が確認されたため、11日は朝の通勤時間帯は通常より1割ほど本数を減らして運行。バスによる振り替え輸送も実施した。

日暮里・舎人ライナーは地震により、東京都足立区で脱線。都交通局は、脱線した車両の撤去や設備の安全確認を進め、10日に運行再開を決めていた。11日朝、荒川区の日暮里駅では駅員が「ご不便をおかけしまして申し訳ありませんでした」と利用客に頭を下げていた。8日は車で出勤し、土日も代替バスで出かけたという埼玉県川口市の会社員の男性(65)は「思ったより早く再開して、通勤が楽になる」と安心した様子。同県草加市の会社員の女性(46)も「今日もテレワークのつもりだったが、再開と知って出勤に切り替えた。混雑しているかと思ったが、いつも通りだ」と話した。