露、再び日本海でミサイル演習 岸田政権の対応探る - 産経ニュース

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露、再び日本海でミサイル演習 岸田政権の対応探る

ロシア海軍のミサイル駆逐艦「アドミラル・トリブツ」の艦橋部。手前はミサイル発射筒
ロシア海軍のミサイル駆逐艦「アドミラル・トリブツ」の艦橋部。手前はミサイル発射筒

【モスクワ=小野田雄一】ロシア太平洋艦隊は11日、日本海でミサイル迎撃演習を行ったと発表した。インタファクス通信が伝えた。日本海での演習実施の発表は5日に続き、今月に入って2回目。具体的な演習海域は明らかにされていないが、規模は1回目よりも大きい。ロシアは軍備の点検作業の完了に伴う演習としているが、今月発足した岸田文雄政権の対応を探る思惑もあるとみられる。

ロシアは1日までに、日本の排他的経済水域(EEZ)の好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺を含む日本海の海域でミサイル演習を行うと通告。5日、太平洋艦隊所属の海防艦が他の艦艇から発射された標的を撃墜したと発表した。その後、さらに別のミサイル訓練を実施するとも通告していた。

11日に発表された演習には軍艦12隻が参加した。ミサイル巡洋艦「ワリヤーグ」と大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」が、他の艦艇から発射された標的を対空システムで撃墜した。訓練では計10発のミサイルが使用された。

国連海洋法条約はEEZでの軍事演習を明確に規制していないが、他国のEEZ内での行動には配慮することを求めている。通告に対し、日本は「活動を注視する」と伝達していた。