東電会長、福島知事と会談 就任後初「責任を貫徹」 - 産経ニュース

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東電会長、福島知事と会談 就任後初「責任を貫徹」

福島県の内堀雅雄知事(左端)と会談する東京電力HDの小林喜光会長(右から3人目)=11日午前、福島県庁
福島県の内堀雅雄知事(左端)と会談する東京電力HDの小林喜光会長(右から3人目)=11日午前、福島県庁

東京電力ホールディングスの小林喜光会長は11日、福島県庁で内堀雅雄知事と会談した。事故を起こした福島第1原発(大熊町、双葉町)の廃炉や被害賠償について「福島への責任を貫徹することが当社の使命だ。社長以下執行側と一体となり尽力する」と述べた。小林氏が6月の会長就任後、福島を訪問するのは今回が初めて。

内堀氏は福島第1原発の機器トラブルや柏崎刈羽原発(新潟県)のテロ対策不備に触れ「信頼の再構築を期待する」と求めた。小林氏は「強いリーダーシップで臨みたい」と応じた。

福島第1原発では令和5年春ごろ、一部の放射性物質が残る処理水の海洋放出が始まる見通し。東電は8月、新たに生じる風評被害について賠償する方針を示したが、漁業者を中心に地元の反発は根強い。小林氏は会談終了後の取材に「安心への理解に向けて、より深く皆さんと対話していきたい」と話した。