ダイキン、全空調機器7年度までに脱レアアース - 産経ニュース

メインコンテンツ

ダイキン、全空調機器7年度までに脱レアアース

換気しながら室温調整ができる機能に排気方式を加えたダイキン工業の最新の空調機
換気しながら室温調整ができる機能に排気方式を加えたダイキン工業の最新の空調機

ダイキン工業は令和7(2025)年度までに、全ての空調機器でレアアース(希土類)の使用量をほぼゼロにする。国内では多くのレアアースを中国からの輸入に頼っている。電気自動車(EV)向けなどの需要増大による価格上昇が予想されるほか、米中対立など地政学的な緊張が高まる中、国内メーカー各社は、経済安全保障の観点から脱レアアース技術の実用化を急いでいる。

ダイキンは、空調機のモーターに組み込む磁石に、耐熱性に優れたネオジムなどのレアアースを使用している。今回、少量のレアアースを磁石に部分的に配置する方式に切り替えてレアアース使用量を95%以上削減することに成功した。今後、順次新製品に採用していく。

脱炭素社会の実現に向けて、EVや風力発電向けのレアアース需要が急速に伸びると予想されており、調達コストの上昇を抑える狙いもある。