14日からスタートする江口のりこ主演のフジテレビ系木曜劇場「SUPER RICH」(初回は木曜午後10時8分から15分拡大)の配信イベントがこのほど行われ、江口をはじめ、共演の赤楚衛二、町田啓太、古田新太が出席した。
ベンチャー企業の社長が“幸せのカタチ=スーパーリッチ”を追い求める波瀾万丈の半生を描いたオリジナル作品。日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を綴る。
イベントはYouTube、Twitter、Instagramの同時ライブ 配信で開催され、募集した質問は約7時間で国内外から1200件近く寄せられたという。
各キャストからも質問が出され、劇中の「1億なんてポケットマネー」というせりふにかけ、赤楚はこんな質問を。
――「1億円、自由に使っていいよ」と言われたら何に使いますか
江口「旅行かな、もう飽きるまで…。外国がいい、住みたいなとも思う」
赤楚「ファーストクラスに乗りますか」
江口「うん、乗るな、やっぱり」
古田「俺は別荘を買うな。都心から近い伊豆とかに。電車で行って、降りて歩いて着ける別荘がいい」
町田「僕は群馬の実家に温泉を引きたい。伊香保温泉とか温泉が周りに多くて、頑張れば引けるんじゃないかな」
赤楚「僕はラーメン屋さんを作って店長になりたい」
江口「忙しいで。この仕事もするんやろ?」
古田「居抜きとかじゃなくて? 最初から建てるのは大変だぞ、場所によるぞ、土地代とかも考えて」
赤楚「無理ですね、やめます(笑)。どうしよう。じゃ、車が好きなので、2000万ぐらいの車を10台買って眺めたい」
古田「維持費が大変だぞ」
江口「1台にしたら?」
次に町田からは…。
――自分自身を「スーパー〇〇」と例えるなら?
古田「のりちゃん(江口のこと)は『スーパー女優』でいいんじゃない? 安心して見ていられる。本番が始まったときも終わったあともあまり分からない。何となく終わっていくさまっていうのは女優さんとしてすごくかっこいい」
江口「ありがとうございます。赤楚さんは私が言ってあげようか。『スーパー無邪気』やな。すごく無邪気。現場でだいたい口笛を吹いているし、本番終わったあとはすぐにくしゃみばっかりしている。ほぼ機嫌がいい」
赤楚「それは本当。みなさんが優しくて楽しんでいるから口笛もしちゃう」
古田「しかも、その口笛がね、選曲がちょっと古い」
江口「古いねん、何でなん?」
赤楚「いや、分かんないです(苦笑い)」
続いて、町田本人に話が向くと、赤楚は「『スーパー清らかな心』じゃないですか?」と指摘。その根拠は「スタジオからセットの入り口までの道で近道もあるのに町田さんは絶対に通常の道をきれいに通るので『やっぱり、すてきだな』っていう話を江口さんともした」。
町田は「ありがとうございます」と笑顔で恐縮しきりだったが、赤楚と町田はドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(昨年10月期、テレビ東京)で共演していただけに仲のよさを見せていた。
「町田はフォトジェニックと思った」という古田自身は「自分では『スーパーパパ』になりたい。すべての女性から“パパ”って呼ばれたい。飲み屋とかでパパって(笑)」とはしゃぎ、町田は「『スーパー役者』。もう完全にそれしかない」と返した。
古田がさらに「最初、赤楚とか町田とかきれいな男の子がうわーっといて…のりちゃん見つけた瞬間に『のりちゃんじゃん。仲間いたー』みたいな(笑)」とドキドキしていたことを振り返り、江口も「私も2人と初めてでキラキラしているから何の話をすればいいんやろうって。古田さんいたらやっぱ、めっちゃうれしいし、安心するし(笑)。でもこの2人は本当にお話しやすい。意外にね、キラキラしてないんですよ、心の中が。キラキラしてないと言ったらあれかな(笑)」と続けた。
隣で古田はうなずきながら「気取ってないよね。気取ってもいいぐらいのフォトジェニックだけど」と付け加え、2人は終始緊張の様子で聞いていた。
「にしても、スーパーリッチって何か新しいレトルトカレーみたい(笑)」と最後まで“暴走”気味の古田だったが、裏表のない自由な江口と古田の受け答えにイベントは大盛り上がり。「やっぱり私たち、働いて作っているわけで、見てもらった方がいいと思うんですね。1話より2話の方が、2話より3、4話っていうふうになっているので、続けて見てもらえたらうれしい。お願いします」と江口は締めくくった。
(産経デジタル)