米、アフガン支援で合意 タリバン政権承認は拒否

アフガニスタン・クンドゥズ州で爆発が起きたイスラム教礼拝所の内部=8日(ロイター=共同)
アフガニスタン・クンドゥズ州で爆発が起きたイスラム教礼拝所の内部=8日(ロイター=共同)

アフガニスタンで暫定政権を樹立したイスラム原理主義勢力タリバンは10日、中東カタールで米政府代表団と会談後、米国がアフガンに人道支援を提供することで合意したと発表した。AP通信が報じた。支援の具体的な内容は明らかになっていない。タリバン側によると、米政府はタリバン暫定政権の正式な承認は拒んだという。

米国務省は10日に声明を発表し、会談では「米国がアフガンの人々に直接、人道支援を提供する」ことを議論したと強調。このほか米国人らの移動の安全確保や、アフガンの女性や少女の社会参加を含む人権問題などに米側は重点を置いたと明らかにした。

米政府代表団とタリバン幹部は9、10両日にカタールの首都ドーハで会談した。8月30日のアフガン駐留米軍撤退後、高官レベルが対面で会談したのは初めて。(共同)