【産経・FNN合同世論調査】「ご祝儀相場」も消極的支持が最多 - 産経ニュース

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産経・FNN合同世論調査

「ご祝儀相場」も消極的支持が最多

衆院本会議で代表質問に答弁する岸田文雄首相=11日午後、国会(春名中撮影)
衆院本会議で代表質問に答弁する岸田文雄首相=11日午後、国会(春名中撮影)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が9、10両日に実施した合同世論調査では、4日発足の岸田文雄内閣の支持率は63.2%と菅義偉(すが・よしひで)前政権時の前回調査から約21ポイント上昇し、「ご祝儀相場」が鮮明に出た。ただ、支持理由は「他によい人がいないから」が約35%で最多を占めており、消極的な支持に支えられた船出となった。

自民党支持層の内閣支持率は前回比23.1ポイント増の85.4%、不支持率は同25.7ポイント減の9.1%で、与党支持層が離反していった前政権下での傾向は止まった。ただ、岸田内閣への期待を尋ねた設問では、自民支持層の76.8%が「期待する」とした一方、20.7%が「期待していない」と答えており、「支持」と「期待」で微妙な違いが出た。

全回答者の約37%を占める無党派層では、内閣支持率は45.7%となり、前回比16.9ポイント増加した。不支持率は39.9%で、現行形式の調査を開始した1月以降で初めて支持が不支持を上回った。立憲民主党の支持層も25.5%が内閣を支持すると答えた。

年代別に内閣支持率をみると、18~29歳が76.5%と突出して高く、以下、40代63.7%▽70歳以上63.6%▽50代60.4%▽30代59.0%▽60台56.3%-の順だった。前政権は末期に近づくにつれ、特に女性の内閣支持率が下がる傾向がみられたが、今回の調査では男女で明確な傾向の差はなかった。

首相が組閣で掲げた「中堅・若手の登用」が実現したかとの問いには、全体で49.5%が「実現していない」と回答し、「実現した」の34.8%を上回った。否定的な評価は30代で59.9%、40代で56.8%など、むしろ登用対象となった世代で高かった。

(千葉倫之)