C大阪、攻め続けてルヴァン杯決勝の舞台へ - 産経ニュース

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C大阪、攻め続けてルヴァン杯決勝の舞台へ

前半、シュートを放つC大阪の加藤=ヨドコウ桜スタジアム(撮影・宮沢宗士郎)
前半、シュートを放つC大阪の加藤=ヨドコウ桜スタジアム(撮影・宮沢宗士郎)

アウェーの第1戦を1-1で引き分け、決勝(30日・埼玉スタジアム)進出にはスコアレスドローでも良かったC大阪のプレーには、余裕があった。10日にヨドコウ桜スタジアムで行われたJリーグ・YBCルヴァン・カップ準決勝第2戦。後半8分に加藤のゴールで先制点を奪ったホームのC大阪が1-0で浦和を下し、初タイトルを奪った2017年以来4年ぶりとなる決勝に駒を進めた。

とはいえ、決して引き分け狙いではなかった。立ち上がりから、手堅い守りと、両サイドから機をみて駆け上がる攻撃で浦和を翻弄。試合前に「積み上げてきたサッカーを全うすることで、必ず勝ってファイナルに進出できる」とチームを鼓舞した小菊監督は「攻守に規律を持って戦ってくれた」と選手をたたえた。

先制点は後半8分。左サイドの丸橋からのグラウンダーのクロスに加藤が飛び込む。相手GKがはじいたこぼれ球を再び加藤が粘り強く蹴り込んで奪った。

その後は引いて守りを固める選択肢もあったが、指揮官は大久保や清武ら前線の選手を投入し、攻めるメッセージを送り続けた。

成績不振を理由に、クルピ前監督が8月下旬に退任。後を託された小菊監督は選手間の競争を奨励してチームを立て直してきた。「監督がやりたいことをやれているというのもある。結果を出し、使われ続けたい」という加藤は「自分がゴールを奪うという強い意識を持って(決勝に)臨みたい」と言った。アグレッシブに生まれ変わったC大阪が、タイトルに王手をかけた。(北川信行)