立体迷路の床抜け7人負傷 前身遊園地では女児死亡の事故

兵庫県警本部=神戸市中央区
兵庫県警本部=神戸市中央区

10日午後2時半ごろ、兵庫県加東市黒谷の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で、立体迷路施設「カラクリ迷宮のお城」の3階の床が抜け、子供を含む利用客が転落し、男女7人が負傷した。兵庫県警などによると、7人はいずれも搬送時に意識はあり、命に別条はないとみられ、状況や原因を調べている。

東条湖おもちゃ王国は、平成12年に開園した。前身の遊園地「東条湖ランド」が閉鎖した後、主なターゲット層を幼い子供やその家族に絞り、おもちゃに触れられる体験型の施設を設置。事故があった迷路のほか大観覧車やプールなどもある。

東条湖ランド時代の7年には、小学校1年の女児=当時(6)=が回転遊具から転落し、死亡する事故が起きている。この日の同市は天気に恵まれ、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除されて2回目の週末ということもあり、多くの親子連れらが訪れていたという。

テーマパークをめぐっては、19年5月に大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」でジェットコースターが脱輪し、乗客の女性が死亡する事故が発生。富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)では昨年12月以降、ジェットコースター「ド・ドドンパ」で複数の乗客が頸椎(けいつい)骨折するなど事故が絶えず、ツイッターなどでは「怖い」「大きなけがでなければいいが…」といった投稿が相次いだ。