発生100日目、市追悼式熱海土石流、遺族ら黙とう「元の生活に戻りたい」

静岡県熱海市の大規模土石流発生から100日目となり、市立伊豆山小で開かれた追悼式=10日午前
静岡県熱海市の大規模土石流発生から100日目となり、市立伊豆山小で開かれた追悼式=10日午前

静岡県熱海市は、大規模土石流の発生から100日目となる10日、被災現場付近の市立伊豆山小の体育館で犠牲者26人を悼む追悼式を開いた。新型コロナウイルス対策で、参加者は遺族や警察・消防の代表ら関係者に限定。約80人が黙とうし、会場に設けられた献花台に花を手向けた。

斉藤栄市長は「最愛の家族を亡くされた遺族に思いを致すと胸が張り裂ける」と述べた。川勝平太知事は「復興に全力で取り組み、安全な地域づくりに努める」と強調した。式は約30分で終了。式終了後は被災者や一般の人も献花した。

娘の西澤友紀さん(44)を亡くした小磯栄一さん(74)は式に参加後、取材に「壊れた家は直るかもしれないが、娘はもう帰ってこない。元の生活に戻りたい」と、変わらぬ無念さを口にした。