高校生投手に逸材ぞろい 運命のドラフト、今年もリモート形式 - 産経ニュース

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高校生投手に逸材ぞろい 運命のドラフト、今年もリモート形式

プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は11日午後5時から東京都内で開かれる。新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続いてファンは招待せず、各球団が個室に入って指名を行うなどの「リモート形式」で実施される。今年は高校生投手を中心に注目が集まっている。

1位指名は入札抽選制。競合した場合は代表者1人が「抽選部屋」へ移動してくじを引く。2位以降は各部屋で指名を行う。

2位指名は、会議前日の10日終了時点の順位をもとに下位球団から実施。指名順は今年の優先権を持つセ・リーグの6位から始まり、次にパ・リーグ6位、セ5位…と続く。

3位指名は逆の順で、その後は交互に繰り返して続ける。

最速157km風間ら「高校ビッグ3」に注目
明桜・風間球打=8月22日、甲子園球場(沢野貴信撮影)
明桜・風間球打=8月22日、甲子園球場(沢野貴信撮影)

高校生投手に逸材がそろう。風間球打(きゅうた、ノースアジア大明桜高)、小園健太(市和歌山高)、森木大智(だいち、高知高)が「高校ビッグ3」として脚光を浴びている。

風間は最速157キロの直球が魅力の右腕で、ソフトバンクが9日、1位指名を公表。小園は変化球の完成度が高く、投球術にたける。森木は甲子園出場経験こそないが、150キロ超の直球に加え変化球の精度も高い。他にも選抜優勝投手の石田隼都(はやと、東海大相模高)、190センチ超の長身右腕、達(たつ)孝太(天理高)らが上位指名候補に挙がる。

大学生は左腕に好投手が多い。最速152キロの佐藤隼輔(筑波大)は国立大2人目の1位指名を狙う。変化球が多彩な隅田知一郎(ちひろ、西日本工大)は西武が1位で指名する方針。野手では、正木智也(慶大)とブライト健太(上武大)の両外野手が右のスラッガーとして注目されている。

社会人では速球派右腕の広畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)が即戦力として期待される。森翔平(三菱重工West)、山田龍聖(JR東日本)の両左腕も評価が高い。

今年は目玉候補が少なく、1位指名が分散する可能性も。将来性に懸けるか、即戦力を狙うか―。各球団の選択が注目される。

市和歌山・小園健太=甲子園球場(撮影・岩川晋也)
市和歌山・小園健太=甲子園球場(撮影・岩川晋也)
高知高・森木大智投手
高知高・森木大智投手