【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】(843)眞子さま報道は「誹謗中傷」か - 産経ニュース

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花田紀凱の週刊誌ウオッチング

(843)眞子さま報道は「誹謗中傷」か

成田空港に到着した秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまとの婚約が内定している小室圭さん=9月27日、成田空港(納冨康撮影)
成田空港に到着した秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまとの婚約が内定している小室圭さん=9月27日、成田空港(納冨康撮影)

眞子さまが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断された。原因は長期にわたるメディアの「誹謗(ひぼう)中傷」。

1日の眞子さま入籍会見での同席医師の発言は週刊誌(テレビも)にとって看過できない大問題のハズだ。自らの報道を「誹謗中傷」と断じられたのだから。

『週刊新潮』(10月14日号)は、真っ向から反論。

「誰が『眞子さま』を壊したか 『PTSD』で言論封殺の全内幕」

〈そもそも「誹謗中傷」とは、根拠のないことを言いふらして他人の名誉を傷つける行為を指す〉

〈「あたかも、報じられた記事は全て根も葉もなく事実無根で、それを読んだ国民に〝騒がないでほしい〟と沈黙を強いるような物言い」(皇室ジャーナリスト)〉

神田秀一氏(皇室ジャーナリスト)も、

〈「今回の発表は〝誹謗中傷〟が何を指しているのか、その説明が全くありません(中略)実に無責任」〉

小室圭さん母子に関し、数々のスクープをものにしてきた『週刊文春』(10月14日号)は友納尚子さん(ジャーナリスト)が署名記事で「天皇は眞子さま朝見の儀を望んでいた」

〈慶事とは思えない程の後味の悪さ〉

〈今回の異例ともいえる会見は、眞子さま、皇室、さらに国民にとって、誰も得をしないものとなるということを、宮内庁のトップ、西村泰彦長官は予測できなかったのだろうか〉

『週刊朝日』(10・15)、『サンデー毎日』(10・17)では、森暢平成城大教授(元毎日新聞記者)が、メディア側を批判。

〈推測を事実のように書き、それをもとに小室さんや母親を糾弾する手法は報道倫理から外れている〉(『サンデー毎日』)

森教授〈記者人生、研究者人生を懸け〉て書いているそうだが、そこまで言うなら具体的な実例を挙げるべきだろう。

眞子さま関連のこういう記事の後に『ニューズウィーク日本版』(10・12)の大特集「アメリカが愛する大谷翔平」18ページを読むと、正直、気分が明るくなる。 

(月刊『Hanada』編集長)