【原坂一郎の子育て相談】見知らぬ人に声をかける息子 - 産経ニュース

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原坂一郎の子育て相談

見知らぬ人に声をかける息子

3歳の息子は、近所の知らない人にでも、「帰るの~?」「おうちにママいる?」「お昼ごはん何食べた~?」と、自分から声をかける癖があり、恥ずかしいやら、申し訳ないやらで困っています。その都度「これっ」と言ったりして、ごまかしていますが、やめさせた方がいいのでしょうか?

3歳ならば、人から声をかけられても恥ずかしくて何も答えられない子供が多いのですが、まったく逆のようですね。息子さんは生来的に、社交的、人見知りをしない、話し好き、という性格があるようです。

人に言うその言葉が、「バカ」など言ってはいけない言葉なら問題ですが、そういった「帰るの?」「お昼ごはん、食べた?」などは、よく考えたら、大人同士なら毎日のように誰かに言っている言葉ですよね。

おそらくご両親も社交的で、普段からそんな言葉を人とよく交わしているのではないでしょうか? それをお子さんがいつもそばで見ていて、誰にでも言ってもいい言葉だと思っているのかもしれません。

かける言葉の内容がその程度ならば、変に禁止などせず、失礼にあたると思ったときだけ、「すみません」と笑顔で謝る程度でいいと思いますよ。厳しく禁じてしまうと、声をかけてもいい人にまで、もう何も話さなくなってしまうこともあるので気を付けてください。

でも、そんな小さな子供から話しかけられた人は、「変な子」なんて決して思わず、逆にかわいく感じたり、うれしく思ったりする人の方が多いのではないでしょうか。

お子さんのように人見知りをせず、誰とでも気軽に話ができる、という性格を持っている子供は、将来必ず、誰からも好かれる人になりますよ。幼児期は内向的で恥ずかしがりだった私にはうらやましいお子さんです。(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。

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