サッカー日本代表、12日豪州戦へ練習 浅野「諦めるのは早い」

オーストラリア戦に向け、調整する(手前左から)長友、吉田、柴崎ら=千葉市内
オーストラリア戦に向け、調整する(手前左から)長友、吉田、柴崎ら=千葉市内

サッカー日本代表は9日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組第4戦のオーストラリア戦(12日、埼玉スタジアム)に向けて千葉市内で調整した。0―1で敗れた7日のサウジアラビア戦に先発した吉田(サンプドリア)や冨安(アーセナル)南野(リバプール)ら主力組は体をほぐした後、ピッチに残って話し込んだ。

真剣な表情で、熱く言葉を交わした。0-1で敗れた敵地でのサウジアラビア戦で先発した冨安、吉田、遠藤航(シュツットガルト)らは、ジョギングやストレッチで軽く体を動かして練習を終えた後、芝生の上で10分以上、話し込んだ。12日のオーストラリア戦へ危機感がにじんだ。

W杯出場へ、これ以上の敗戦は許されない。埼玉での大一番は、文字どおり背水の陣になる。守備の中心になる冨安は、「追い込まれているが、守りに入ってもしようがない。アグレッシブに。僕たちの覚悟を結集させて臨みたい」と前向きな気持ちを強調した。

勝ち点3を得るにはゴールが必要不可欠になる。累積警告による出場停止でサウジ戦に出場できなかった伊東純也(ゲンク)は「しっかり前の選手が決めることが大事。相手の嫌がることをしてチャンスを作れれば」と、得点への強い覚悟をにじませた。

サウジに敗れた直後のロッカールームでは「次しかない」と切り替えを促す声が飛び交ったという。浅野拓磨(ボーフム)は「最終予選を1試合としたら前半も終わっていない。諦めるのは早すぎる。90分通してひっくり返すことしか考えていない」と力を込めた。

(川峯千尋)