いま「Apple Watch」を購入するなら、どれを選ぶべきか 全モデル完全ガイド

アップルがスマートウォッチの最新モデル「Apple Watch Series 7」を発表したが、旧モデルも十分に現役であることを考えれば選択肢は幅広い。実力は十分な「Series 6」から低価格モデル「Series 3」、コストパフォーマンスに優れた「SE」まで、いまならどれを選ぶべきなのか──。『WIRED』US版による完全ガイド。

TEXT BY ADRIENNE SO

WIRED(US)

「iPhone」をもっている人にとって、「Apple Watch」は最適なウェアラブル端末である。ガジェット好きなら、誰もがそう思っていることだろう。唯一の問題は、どのモデルを購入するか、ということになる。

アップルはApple Watchの最新モデルとなる「Apple Watch Series 7」を発表した。昨年発売の「Apple Watch SE」や旧モデルの「Apple Watch Series 3」も継続販売されるが、多くの人に愛されてきた「Apple Watch Series 6」は販売終了になるかもしれない。

これらのApple Watchはどれも似たようなデザインで、機能もおおむね共通している。今回の購入ガイドでは、どのモデルがあなたにとって最適なのか、また旧モデルは価格に見合った価値があるのかについて解説しよう。

多くの人に最適な選択:「Apple Watch SE」

昨年は「Apple Watch SE」の発売にいらいらさせられた。アップルはSeries 6とSEを同時に発表したが、SEでは画面の常時表示や心電図の測定機能など、Apple Watchで最も人気のある機能の一部が削られていたのである。

なぜ、「Apple Watch Series 5」を低価格で継続販売できなかったのだろうか。そうしていれば、このミドルレンジのApple Watchが、いまも多くの人にとって最高の選択肢になっていただろう。

ちなみにApple Watch SEは、Retinaディスプレイ、Series 3やSeries 5よりも高速なプロセッサー、転倒検知機能、さらに多くのメモリー、そして出力の大きなスピーカーを搭載している。子どもや高齢の家族にApple Watchをプレゼントしたいなら、「ファミリー共有」に対応するモデルとしては最も低価格になる。

現時点で最高の選択:Apple Watch Series 6

2020年に発売された「Apple Watch Series 6」は、Apple Watchシリーズで最も充実した機能を備えていた。パルスオキシメーターのように血中酸素飽和度(SpO2)や心電図の測定に対応するなど、健康状態を追跡するセンサーを最も多く搭載していたのである。

また、従来のモデルより充電時間が短縮されていた。これは睡眠を記録するためにひと晩ずっとApple Watchを装着し、出勤前にシャワーを浴びたり朝食を食べたりしている1時間のうちに充電したい人には必須の機能である。

Apple Watchは毎年同じような進化が繰り返されているように感じることがあるが、今年の「Apple Watch Series 7」は特に違いが小さく感じられる。秋になってSeries 7の出荷が始まったとき、アップルのウェブサイトからSeries 6が忽然と姿を消していなければ、Series 6はその時点でも「買い」だろう。それがセールになればなおさらである。

ただし、重要な注意点がひとつある。「ファミリー共有」を使う家族のためにSeries 6を購入する際に、18歳未満のユーザーやペアリングされていないiPhoneとの組み合わせでは、血中酸素飽和度のモニタリング機能は利用できない。こうした事情がある場合はApple Watch SEを選ぶと節約にもなる。