【編集者のおすすめ】『新・共産主義に破壊されるアメリカと日本の危機』 明かされる驚きの実態 - 産経ニュース

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『新・共産主義に破壊されるアメリカと日本の危機』 明かされる驚きの実態

『新・共産主義に破壊されるアメリカと日本の危機』(徳間書店)
『新・共産主義に破壊されるアメリカと日本の危機』(徳間書店)

近年、日本では共産主義が注目を集めています。斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』がベストセラーとなり、政治の世界でも野党連合により日本共産党の存在感が増しています。本書では、アメリカで新たな共産主義が静かに広がっている現状を解説しつつ、過剰な「反格差」「反差別」が社会の分断と混乱を引き起こしていると説きます。

学校では、「白人は生まれながらの差別主義者」だとする批判的人種理論が教えられ、奴隷制度から歴史を再評価し、白人が築いてきたアメリカ史を全否定する動きが加速しているという驚きの実態が明かされます。

共産主義の共鳴者たちは何でも差別問題につなげて「レイシスト」というレッテルを貼り、社会から抹殺する「キャンセル・カルチャー」が横行。現代の「文化大革命」そのものだと批判しています。

翻って日本は戦後、GHQ(連合国軍総司令部)に入り込んだ共産主義者たちに「日本人は生まれながらに罪人」という贖罪(しょくざい)意識を植え付けられ、彼らがつくった憲法にいまだ縛られていると指摘。欧米先進国では共産党が違憲・非合法の存在とされているのに対し、日本では極めて寛容であり続けてきた理由を論じています。

GHQの共産主義者たちに弱体化された日本に、歴史カードを突きつけてきたのが中国や韓国でした。いま中国は、新たな共産主義によって弱体化するアメリカに対し日本との分断工作を仕掛けていると警告しています。

(徳間書店書籍局 明石直彦)