ノーベル賞真鍋さんに祝意 母校の書道ガールズが揮毫

真鍋淑郎さんのノーベル物理学賞決定でお祝いの揮毫をした愛媛県立三島高校書道部=10月9日午前、愛媛県四国中央市
真鍋淑郎さんのノーベル物理学賞決定でお祝いの揮毫をした愛媛県立三島高校書道部=10月9日午前、愛媛県四国中央市

ノーベル物理学賞に決まった米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)さん(90)の母校、愛媛県立三島高校(同県四国中央市)の書道部が9日、お祝いのメッセージを揮毫(きごう)した。

同校は映画「書道ガールズ‼ わたしたちの甲子園」のモデルとなったことで知られる書道の伝統校で、7月に同市で開かれた第14回書道パフォーマンス甲子園(全国高校書道パフォーマンス選手権大会)では3位に入賞した実力を持つ。

この日は部員10人が、校庭に広げた縦4メートル、横6メートルの大きな用紙に、「祝ノーベル物理学賞 真鍋淑郎氏 複雑性を紐解き未来を予測する 果てなき科学の基礎を築く」と横書きで大書した。作品下部の緑色の半円は真鍋さんが生まれ育った旧新宮村の山を表し、左上の「祝」を彩る金色はノーベル賞のメダルを表しているという。

恒石真央部長(2年)は「偉大な先輩に人生で一度あるかないかの体験をさせてもらいすごくうれしい。お祝いの気持ちが真鍋先生に届いたらいいと思いながら書きました」と話した。

書道部を指導する福本温子教諭によると、練習時間がほとんどなかったうえ、普段はあまり経験しない横書きに挑戦。「ノーベル賞という言葉を大きく書きたかったので、横書きにしました」と話していた。

同校玄関には懸垂幕も掲げられ、学校をあげて真鍋さんのノーベル賞決定を祝っている。