田口がピンチを救う盤石リレー ヤクルトにマジック「11」点灯 - 産経ニュース

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田口がピンチを救う盤石リレー ヤクルトにマジック「11」点灯

【プロ野球ヤクルト対阪神】勝って喜び合うヤクルトナイン=神宮球場(今野顕撮影)
【プロ野球ヤクルト対阪神】勝って喜び合うヤクルトナイン=神宮球場(今野顕撮影)

ヤクルトが盤石の投手リレーで待望の優勝マジック「11」を点灯させた。20歳の先発奥川が7回途中1失点の好投。田口がワンポイントで窮地をしのぎ、安定感抜群の清水とマクガフで試合を締めた。「負けたくない気持ちが出せていた」。充実の投手陣に、高津監督は満足そうにほほ笑んだ。

優勝を争う阪神との3連戦初戦。「自然に力が入った」と最速150キロの直球を軸に打ち取る投球を続けていた奥川が捕まったのは4-1で迎えた七回だった。球速が落ち、2安打と8試合ぶりの四球で2死満塁のピンチを招いた。

後を受けたのは田口。スクランブル発進にも焦りはなかった。「ヤス(奥川)が作ったものを壊したくなかった」と低めに細心の投球。5球目の鋭く落ちる変化球でバットを振らせて三振とすると、力強くガッツポーズを繰り出し「いつでも守る態勢はできている」と胸を張った。

〝勝利の方程式〟が確立された今季のヤクルトに、3点は十分なリードだ。「投げさせずに何かあれば悔いが残る」と高津監督は八回に清水、九回にマクガフをマウンドへ送った。ともに4試合連続登板の疲れも見せず、きっちり零封して奥川に9勝目をプレゼントした。

優勝した2015年以来となるマジック点灯に「選手は鼻息荒く、前向きに戦っている」と高津監督。勢いを緩めず、戴冠まで突っ走る。(五十嵐一)