ノーベル平和賞授賞理由の要旨

ノーベル平和賞の受賞が決まったドミトリー・ムラトフ氏、マリア・レッサ氏を発表するノーベル賞委員会の委員長=8日、オスロ(AP)
ノーベル平和賞の受賞が決まったドミトリー・ムラトフ氏、マリア・レッサ氏を発表するノーベル賞委員会の委員長=8日、オスロ(AP)

ノーベル賞委員会が8日発表した平和賞授賞理由の要旨は次の通り。

一、ムラトフ氏とレッサ氏は民主主義と恒久平和の前提である表現の自由を守る努力をした。

一、民主主義と報道の自由が逆境に直面している世界で、理想のために立ち上がった全てのジャーナリストの代表だ。

一、表現の自由は民主主義や紛争回避に不可欠。

一、ムラトフ氏はロシアでプーチン政権に臆せず調査報道を続ける独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」の創刊に関わった。記者殺害や脅迫に屈せず、新聞の独立性を貫いた。

一、レッサ氏はフィリピンのドゥテルテ政権に批判的なニュースサイト「ラップラー」を率い、権力乱用や権威主義に対峙。ソーシャルメディアが偽ニュース拡散に利用される危険性を伝えた。(共同)