全日空と日本航空、代替航空燃料の活用推進で協力 共同報告書を策定 - 産経ニュース

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全日空と日本航空、代替航空燃料の活用推進で協力 共同報告書を策定

羽田空港に並ぶ全日空と日本航空の旅客機
羽田空港に並ぶ全日空と日本航空の旅客機

全日本空輸と日本航空は8日、廃油や植物を原料とし、環境負荷の少ない「持続可能な代替航空燃料(SAF)」の活用に向け共同で報告書を策定した。従来燃料より二酸化炭素(CO2)排出量が約80%削減でき、2050(令和32)年までにCO2排出量を実質ゼロにする業界目標達成にはSAFの活用が不可欠だが、国産化が進んでいない状況。両社は、報告書を通じて製造事業者や政府への働きかけに役立てたい考え。

報告書では、アジア圏の経済成長を受けて今後の旅客需要拡大を見込み、日本に就航する航空会社が全国の空港で給油するのに必要なSAFの量が50年に最大約2300万キロリットルに上ると試算。ただ、足元の世界のSAF生産量は需要に対し0・03%に留まり、安定供給に向けて国産化が喫緊の課題となっている。