維新、比例北関東で躍進狙う 選挙区擁立で掘り起こし - 産経ニュース

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維新、比例北関東で躍進狙う 選挙区擁立で掘り起こし

19日公示、31日投開票の日程で行われる衆院選に向け、日本維新の会が、前回選で議席獲得がかなわなかった比例代表北関東ブロック(埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)に照準を据えている。北関東ブロックの有権者の大半を占める埼玉県内で選挙区の候補擁立を相次いで決めており、比例票の掘り起こしにつなげる構えだ。

維新は8日、埼玉7区に、新人で元貿易会社員の伊勢田享子(みちこ)氏(44)を擁立すると発表した。9月には埼玉1区での新人擁立を発表したばかりで、異例のペースといえる。

埼玉7区は、自民党新人で元県議の中野英幸氏(60)、立憲民主党現職の小宮山泰子氏(56)の一騎打ちになると見込まれていたが、構図が変わることになった。

1区と7区での維新の候補擁立に関わったのは、茨城県取手市を主な地盤とする石井章参院議員だ。

石井氏は取材に対し、選挙区での積極的な擁立によって「維新への支持を逃さずに比例票を掘り起こす」と述べた。比例代表の北関東ブロックや東京ブロックで議席を獲得することができれば「全国政党に近づく」とも強調した。

とはいえ、中野、小宮山両氏はそれぞれ強い地盤を選挙区内に擁しており、その間隙を突くことは容易ではない。

伊勢田氏は、新型コロナウイルス対策の医療提供体制強化や教育支援の拡充などを主張し「政府の新型コロナ対応に疑問を持った。自身の政策をしっかりと訴え、党の支持拡大にもつなげたい」と意気込みを語った。(中村智隆)