藤井4冠か豊島3連覇か、「十九番勝負」佳境の竜王戦始まる  - 産経ニュース

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藤井4冠か豊島3連覇か、「十九番勝負」佳境の竜王戦始まる 

竜王戦第1局が始まり、1手目を指す藤井聡太三冠(左)と豊島将之竜王=8日午前、東京都渋谷区(代表撮影)
竜王戦第1局が始まり、1手目を指す藤井聡太三冠(左)と豊島将之竜王=8日午前、東京都渋谷区(代表撮影)

将棋の豊島将之竜王(31)に藤井聡太三冠(19)=棋聖・王位・叡王=が挑戦する第34期竜王戦七番勝負第1局が8日午前、東京都渋谷区で始まった。藤井三冠が竜王位の奪取に成功すれば史上6人目の4冠となる。一方の豊島竜王は防衛で3連覇を狙う。夏から2人が戦ってきた王位戦七番勝負と叡王戦五番勝負、竜王戦七番勝負の「十九番勝負」は佳境を迎える。

竜王戦第1局で、1手目を指す藤井聡太三冠。史上6人目の4冠がかかる=8日午前9時、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂(代表撮影)
竜王戦第1局で、1手目を指す藤井聡太三冠。史上6人目の4冠がかかる=8日午前9時、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂(代表撮影)

2人は今年初めてタイトル戦を戦った。6月開幕の王位戦直前の対戦成績は藤井三冠から見て1勝6敗と大きく差がついていたが、王位戦4勝1敗、叡王戦3勝2敗といずれも藤井三冠が制し、通算の対戦成績は8勝9敗まで縮まった。

藤井三冠が竜王戦を制すれば4冠となり、平成5年に羽生善治九段(51)が達成した22歳9カ月の最年少記録を更新する。羽生九段以来、史上6人目の4冠誕生となる。

この日、振り駒で先手は藤井三冠に。藤井三冠はお茶を一口飲んで飛車先の歩を突くと、豊島竜王も同様に応じた。戦型は今年度の藤井三冠の対局で多くみられる「相掛かり」となった。竜王戦は2日制で持ち時間各8時間。先に4勝した棋士が竜王位を獲得する。