竜王戦第1局 豊島竜王が封じ、1日目終了

第34期竜王戦7番勝負の第1局で初手を指す藤井聡太三冠(左)と豊島将之竜王=8日午前、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂(代表撮影)
第34期竜王戦7番勝負の第1局で初手を指す藤井聡太三冠(左)と豊島将之竜王=8日午前、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂(代表撮影)

将棋の豊島将之竜王(31)に藤井聡太三冠(19)=棋聖・王位・叡王=が挑戦する第34期竜王戦七番勝負の第1局が8日、東京都渋谷区のホテルで始まり、午後6時、豊島竜王が44手目を封じて1日目を終えた。

両者がタイトル戦で対戦するのは今夏の王位戦七番勝負、叡王戦五番勝負に次いで3度目で、竜王戦七番勝負により「十九番勝負」となる。豊島竜王が防衛すれば3連覇、藤井三冠が初の竜王獲得に成功すれば史上最年少で6人目の4冠を達成する。一方で、豊島竜王は敗れれば無冠になる。

両者の対戦成績は豊島竜王9勝、藤井三冠8勝。王位戦までは豊島竜王の6勝1敗だったが、2つのタイトル戦を制した藤井三冠が追い上げている。

振り駒の結果、第1局は藤井三冠の先手。戦型は、お互いに飛車先の歩を突き進める相掛かりとなった。序盤から難しい戦いで、午後に入り、ともに考慮する局面が多くなった。夕方になり、豊島竜王が44手目を1時間28分の長考で封じた。

持ち時間各8時間のうち、消費時間は藤井三冠3時間25分、豊島竜王4時間8分。2日目の9日は午前9時に再開し、同日夜には決着する見通し。