きょう送水再開の見通し 和歌山6万戸断水解消へ

一部が崩れ落ちた「六十谷水管橋」=和歌山市
一部が崩れ落ちた「六十谷水管橋」=和歌山市

和歌山市で紀の川に架かる「水管橋」と呼ばれる送水管の一部が崩落し、約6万戸が断水している問題で、市は8日中に仮の管の設置を終え、送水を再開する予定だ。順調に進めば9日に断水が解消できると見込む。

市によると、水管橋は送水管と一体構造のアーチ橋で、川の南岸近くの浄水場から北岸に延びる全長546メートル。3日、川の中央付近の約60メートルが落ちた。断水地域は川の北側で約13万8千人の生活に影響している。仮の管は水管橋に並行する県道の橋に設置している。

市の調査で、崩落せず残った場所で水管橋のつり材4本が腐食によって切れていることが分かっている。専門家から崩落部分でもつり材が切れた可能性が指摘されており、尾花正啓市長も「落橋の原因の一つ」との認識を示している。