習氏「歴史や台湾問題を適切に処理すべきだ」 - 産経ニュース

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習氏「歴史や台湾問題を適切に処理すべきだ」

中国の習近平国家主席=7月、北京(新華社=共同)
中国の習近平国家主席=7月、北京(新華社=共同)

【北京=三塚聖平】中国国営中央テレビ(電子版)によると、習近平国家主席は8日、岸田文雄首相と初の電話会談を行い、「現在、中日関係は好機と困難が共存している」との考えを示した。その上で「歴史や台湾などの重大で敏感な問題を適切に処理しなければならない」と強調した。

日本で台湾への支援姿勢が強まっている中で、中国側が介入を許さない「核心的利益」と位置付ける台湾問題に関してくぎを刺した形だ。ただ、日本に対する強い批判は見られず、「日本と対話と協力を強化したい」とも述べた。来年秋に5年に1度の共産党大会を控える中、習指導部は岸田政権の対中政策を見極めつつ日中関係の安定化を図りたい考えとみられる。

習氏は、日中関係について「中日友好の協力関係を維持、発展させることは、両国民の根本利益に合致するだけでなく、アジアや世界の平和や安定、繁栄に有益だ」と強調した。来年に控える日中国交正常化50年に向け、「双方が初心を振り返り、向かい合い、この重要な歴史の節目を共に迎えることを望む」と呼びかけた。