米就業者19万人増 9月、市場予想の半分以下 - 産経ニュース

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米就業者19万人増 9月、市場予想の半分以下

米労働省の看板(AP)
米労働省の看板(AP)

【ワシントン=塩原永久】米労働省が8日発表した9月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月に比べて19万4千人増だった。50万人前後の増加を見込んだ市場予想の半分にも届かない水準で、力強さに欠けた。失業率は4・8%と前月から0・4ポイント改善した。

就業者数の増加幅は、7月の109万人から、8月に36万人へと失速。9月も景気回復の節目とされる20万人には届かなかった。新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の悪影響が響いたとみられる。

米連邦準備制度理事会(FRB)は11月2~3日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的金融緩和策の縮小計画を検討する。景気回復が順調なら11月の会合で縮小着手を決める可能性を示唆していたが、弱含みの雇用統計を踏まえ難しい判断を迫られそうだ。