プランターがスケボーの練習道具に変身 大阪・茨木市 - 産経ニュース

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プランターがスケボーの練習道具に変身 大阪・茨木市

ひっくり返すとプランターからスケートボードの練習道具に。若者らが考案した=大阪府茨木市
ひっくり返すとプランターからスケートボードの練習道具に。若者らが考案した=大阪府茨木市

大阪府茨木市役所前にある広場に「花とスケーター」と題した立て看板がお目見えした。実はこれ、スケートボードを楽しむ若者たちのアイデア。植栽用プランターに活用できる練習道具を考案し、迷惑イメージの払拭を図っている。同市も「規制ばかりではいけない」と若い発想を歓迎している。

「IBALAB@広場」(イバラボひろば)で、同市民会館跡地を整備し、昨年6月にオープン。一部区域で、スケートボードやマウンテンバイクなどのストリート系スポーツを認めている。市の担当者は「何もかも禁止にするのではなく、ワークショップなどを通じて市民らがさまざまな意見を出し合って運営している」と説明する。

そうした中、同広場で練習をしているスケーターら5人が中心になって「公共空間をよりよくする」「マナーを守って楽しく遊ぶ」ため、「花とスケーター」を考えた。

若者たちが発案 迷惑イメージ拭う

スケートボード競技に使うセクションと呼ばれる箱形のボックス2個をスケーターらが組み立て、普段は裏返して花や緑の鉢植えを入れるプランターとして使用。鍵付きで勝手に持ち出せないが、希望者が練習に使いたいときは、看板に記載されたQRコードから利用申請し、解錠できるようにするなど、ボックスの管理、貸し出しにも携わる。午後9時までの時間制限も設定している。

普段はプランターに利用
普段はプランターに利用

東京五輪で若い日本人選手が相次いでメダルを獲得するなど、スケートボードへの関心は高まっている。しかし、騒音や施設の破損などの問題もあり、「迷惑な遊び」といった負のイメージも根強いのが実情。

今回のアイデアは〝共存〟への一歩でもあり、同市は「スケーターらの発案はスケートボード問題に対する面白いアプローチになると思う」と話している。